CBT・OSCE

CBT体験記★遅れを取り戻すための『イヤーノート』+成書+「イヤーノートアプリ」(T大学 Kさん)【バックナンバー】

編集Aです.今日もCBT対策の体験記のバックナンバーをご紹介します.
このKさんも「mediLink版イヤーノートアプリ」をCBT対策のコアにして使ったとのこと.
前回同様,イヤーノートアプリを
レビューブックアプリ病気がみえるアプリに置き換えて読んでいただくのもよいかと思います.
CBTを受験する皆さんの参考になれば幸いです.

 

 

遅れを取り戻すための
『イヤーノート』+成書+「イヤーノートアプリ」

(T大学 K.Hさん)

 

僕のCBT対策はかなり遅れていました.
試験3ヵ月前までまったく対策をしておらず(3ヵ月あれば大丈夫と聞いていた),
しかも部活動で,試験3週間前に大きな大会があるという状況.
今考えれば,なかなか無理のあるスケジュールだったな…と思います.

 

とはいえ結局CBTはなんとかなりました.
その要となったのが「イヤーノートアプリ」でした.
今日はその使い方などをご紹介したいと思います.

 


◆『イヤーノート』を知ったのはCBTの3ヵ月前◆

 

CBT試験の3ヵ月前,授業と並行して
ほぼ完全に忘れている知識を少しずつ取り戻す作業を始めましたが,
ふだん使っている内科学の成書を読んでいるだけでは
知識の習得がなかなか進まないことに悩んでいました.

 

そんな頃に,友達が紹介してくれたのがイヤーノートでした.
友達の『イヤーノート』を見てみると,内科・外科領域について
試験で問われやすいhigh-yieldな知識や簡単な説明,キーワードが載っていて,
“この一冊で国試の96%が解ける!”というキャッチに惹かれました.

 

成書以外に何か一冊,自分の勉強のコアになる参考書がほしかった僕は
『イヤーノート』を使ってみることにしました.

 

また,僕が買った『イヤーノート2015』には,
メディックメディアの「イヤーノートアプリ」の割引券が付いていました.
期間限定の割引キャンペーン中だったこともあり,
おもいきってアプリも購入しました.

 

◆『イヤーノート』+成書+「イヤーノートアプリ」の組合せ◆

 

『イヤーノート』を手探りで使いながら勉強を進めた結果,
試験の2ヵ月くらい前にたどり着いた勉強法が
『イヤーノート』+成書+「イヤーノートアプリ」の組合せです.

 

【1】まずは『イヤーノート』で重要ポイントを把握

 

『イヤーノート』は,
「これは覚えなくてはいけない」「これは覚えなくてもいい」という
“覚えるべき基準”を与えてくれます.

 

まず勉強する分野に相当する『イヤーノート』のページにざっと目を通し,
何が重要なのかを把握します.

 

この作業は書籍の『イヤーノート』のほうが便利でしたが
全体を俯瞰して見られるため),
移動時間に読むことが多いなら,当然アプリ版のほうが便利です.

 

【2】成書で詳細な知識をインプット

 

次は,成書の出番です.
『イヤーノート』の簡潔さゆえにカバーしきれない
詳細な病態生理,薬理,治療・手技の知識は,成書に任せます.

 

時間がない科目については,成書を読み切ることができなかったので
代わりに『病気がみえる』を使いました
(病態など,CBTで問われる基礎的なことについて
『イヤーノート』よりも詳しく載っていました).

 

【3】「イヤーノートアプリ」に知識を記録!

 

ここで登場するのが「イヤーノートアプリ」です.
成書や『病気がみえる』を読んで重要だと思ったこと(または面白いと思ったこと)
“ノート機能”や“マーカー機能”で記録しました.
(編集注:現在のアプリ(v.3.1.2)のマーカー付与時の画面はこちら↓)

 

 

こうしておけば,分厚い成書をあとで何度も引っ張り出す手間を省けます.

 

当然,書籍の『イヤーノート』にも書き込みすれば,
一度手を動かして書いた経験で,頭にも残りやすくなるので
書籍派の人は書籍に書くのがおすすめです.
ただ,『イヤーノート』の書籍は重いので,
電車内や授業の空き時間に手軽に使えるアプリをコアにするメリットは
かなり大きかったです.

 

iPad miniならギリギリ白衣のポケットにも入るので,
実習中の空き時間にも使えました.

 

 

◆最後に『QB CBT』を解く!◆

 

以上の作業が済んだら,『クエスチョン・バンクCBT』(編集注:以下QB CBT.現在は「QBオンラインCBT版」として発売中)を解きます.
解説を読み,自分の理解が不十分だったところ,誤解していたところなどを
また「イヤーノートアプリ」に書き込みました.

 

このとき,成書由来の重要部分と,QBで間違えた部分を違う色でマークしておくと,
あとで色ごとに抽出できるので復習に便利です.
(編集注:現在のアプリ(v.3.1.2)の画面はこちら↓(黄色マーカーで抽出した状態))

 

 

このような流れで各分野を勉強することで,
だんだんとスムーズに,少ない対策期間(2ヵ月弱)でも
効率よく勉強することができました.

 

きちんと対策もできて自信を持つことができたので,
国試対策のときにも「イヤーノートアプリ」を自分のコアとして
活用していきたいと思っています.

 

(T大学 K.H)

 

◇―◇―◇―◇―◇―◇―◇

 

皆さんの中にも,「イヤーノートアプリ」を使った対策法や
オリジナルの勉強法(CBT,卒業試験,国家試験)を持っている方がいらっしゃるかと思います.
後輩の皆さんのために,体験記を書いてみませんか?
(WEB INFORMAや情報誌『INFORMA』に記事を採用された方には謝礼をお支払いいたします.)

*メール:voice@medicmedia.com

 ※件名に「mediLinkアプリ」と入力してください.
 ※弊社より返信させていただく場合がありますので,「@medicmedia.com」からのメールを受信できるよう設定してください.

*Twitter,Instagramなど:「#mediLinkアプリ」をつけて投稿

 

(編集部A)

 

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