国試

[新刊]本日発売!『イヤーノート2022』今年の改訂ポイントは?

 

編集A.Kです.
お待たせいたしました,毎年改訂の『イヤーノート』,
今季の最新版である『イヤーノート2022』が本日3/5に発売となりました.

 

全国書店・オンライン書店にて,ぜひお手にとってご覧になってください!

WEB SHOPでも好評発売中です)

 

さて前回は,国試対策におけるイヤーノートの特徴(青字の活用)をご紹介しました.
今日は,今年改訂したポイントの詳細をご紹介いたします.
新規購入や買い替えをご検討されている方の参考になれば幸いです.

 

改訂ポイント一覧

【1】114回までの医師国家試験出題情報を反映(112~114回出題箇所も明示)
【2】新しい疾患ガイドライン,治療薬などの最新医学情報を反映
【3】外科専門医予備試験2019年度実施分を反映
【4】『イヤーノートTOPICS』アップデート
【5】『Quick Reference for Resident』5年ぶりの改訂

 

 

【1】114回までの医師国家試験出題情報を反映!

114回(2020年2月実施)までの医師国試の出題内容(内科・外科範囲)を網羅しています.

国試情報が徹底して反映されているのは,
数ある参考書・教科書の中でも「イヤーノート」だけと言えます.
毎年の国試の徹底分析・反映と,
教育・臨床現場の先生方のバックアップによる周辺情報の毎年改訂こそが,
『「イヤーノート」は国試でできている』と言われる理由です.

過去に国試で問われた問題のうち,2018~2020年実施(112~114回)国試にて問われたものは「青字」に加え青下線を付与しています.

近年の出題傾向をひとめで抑えることができるようになっています.

 

【2】今年も多くの章で,部分的に大改訂を実施!

毎年改訂を行っているイヤーノートの重要な改訂ポイントです.
各疾患について,各学会から発行されている最新の疾患ガイドライン診断基準,
治療薬の情報を反映
しています.

「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」「血友病B」「糖尿病」「過敏性腸症候群」「肥大型心筋症」「HIV」などなど…

多くの疾患の内容をアップデートしております.

 

例えば…

C章:循環器では,

・『弁膜症治療のガイドライン』が8年ぶりに改訂.診断や薬物治療も含めて弁膜症における掲載内容を抜本的に見直し.掲載範囲 約10ページを全面刷新いたしました.
・『不整脈薬物治療ガイドライン』,『大動脈瘤・大動脈解離診療ガイドライン』に基づき,情報を大幅にアップデートいたしました.
・その他,2020年度改訂のガイドラインに基づき,「虚血性心疾患」の項目やそ他範囲を整理・アップデートいたしました.
・「胎児期の先天性心疾患」について新たに言及しております.

 

H章:感染症では,

・「COVID-19」の項目を追加いたしました.
・『日本版敗血症診療ガイドライン2020 』に基づき,内容をアップデートしております.
・『HIV感染症 治療の手引き 第23版』を参考に,HIV薬の使い方を整理しやすく掲載表を刷新いたしました.

 

また,上記の変更に加え,記載内容を根本から大幅に見直す作業を行っています.

 

例えば…

B章:肝胆膵では,

・「肝機能検査」の約10ページ

 

L章:救急では,

・「熱傷」「咬傷・刺虫傷」の約20ページ

掲載内容大改訂.構成を見直し,より臨床に即した情報となっております.

 

その他の各章における主な変更点は,ここに書くと長くなるので,
★こちら★からご確認ください.

 

【3】外科専門医予備試験2019年度実施分を反映

新しく,2019年実施の外科専門医予備試験の出題内容をもとに「外19」マークを追加しました.

先生方の試験対策はもちろん,外科医志望の学生さんは「外」マーク部分を重点的に学習されると役立つこと間違いなし!です.

 

【4】『イヤーノートTOPICS』アップデート!

非専門医や研修医にも必ずおさえてほしい重要な情報に絞り,近年の動向と今後の展望をまとめ直しました.

総論的テーマを含む140項目を掲載.
「敗血症」「B型慢性肝炎」「C型慢性肝炎」「大動脈解離」「大動脈瘤」「糖尿病」「乳癌」「脊髄損傷」「脳卒中」「睡眠時無呼吸症候群」
の項目などを,大幅にアップデート.

また,新たに「COVID19」「血友病」「脊髄性筋萎縮症(SMA)」「球脊髄性筋萎縮症(SBMA)」
の項目を作成しました.

 

【5】『Quick Reference for Resident』5年ぶりの改訂

約5年ぶりの改訂です.ガンマ計算,Blatchford scoreなどの覚えにくい計算式,スコアをブラッシュアップしました.

「よく使う計算式」は電子カルテで計算されないものや,研修医視点で整理しておくべきものに整理し,押さえておくべき初期対応やスコアなどは120項目以上掲載しております.

「症候から鑑別」の視点もアップデートし,より臨床に則した内容と変更いたしました(詳細はこちら).

改訂ポイントのまとめはイヤーノート公式HPでも紹介していますので,
必要なときにいつでもチェックしてください!

 

メディックメディアWEBSHOP

mediLink版イヤーノートアプリ2022(通常版,アップグレード版)の発売は4月を予定しております.詳細はmediLink公式HPをご確認ください.

発売日はお住まいの地域によって異なることがございます.書店店頭にてご確認ください.

定番記事:『イヤーノート(YN)とは?』

 

(編集部A.K)

 

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