CBT・OSCE

CBT(医学部)直前期・当日の注意点は?

はじめに

医学部の臨床実習開始前に行われる全国統一の試験,共用試験において知識を評価する位置づけであるCBT

多くの大学では,臨床実習開始直前である4年生の8~2月に行われます.

今回はそんなCBTの直前期・当日の注意点を,CBTが終わった学生さんに話を伺ってまとめました.

CBT全般に関する情報は,下のリンクの記事からチェックしてください!

試験の流れ

各大学がCBTの説明会を開催しますので,しっかりと確認しておくことが大切です!

CBTは各大学のパソコンルームが試験会場となります

CBTは全部で6ブロック+アンケートブロックに分かれています.合計320問,問題を解く時間だけで6時間(1時間×6ブロック)もあるため,かなり疲れるでしょう.

CBTの時間割

それぞれのブロック間に15分程度の休憩時間があります.ただし,最後のアンケートブロックは6ブロック目に連続して行います.

試験時間中は集中できるよう,休憩時間を有効に活用していきたいですね.

しかし,ブロック開始時にパソコンルームにおらず,そのブロックの受験資格を失い0点になってしまった事例があるので注意が必要です.

必ずブロック開始5分前の着席確認時までにパソコンルームに戻るようにしましょう.

持ち物

以下の持ち物が必要です.

・受験票(受付票を持参し,大学で試験当日に受験票と交換する場合などがあるので,大学からの指示に従ってください)

学生証(忘れないように!)

・お昼ご飯と飲み物

・試験中使用するもの(各自必要だと思う場合,後述のものを許可を得て持ち込めます)

上記以外のものは,控え室にも持ち込めません.

そして試験会場には,受験票と試験中使用するものだけを持ち込む形となります.

試験中使用するものとして許可を得たうえで試験会場に持ち込めるものは,

ハンカチ,ティッシュ,ひざ掛け,生理用品,マスク,眼鏡・コンタクト,耳栓(ブロック6とアンケートブロックのみ),目薬やその他の薬

などがあります.無断で持ち込むと失格になる場合があるので,確実に大学の指示に従いましょう

逆に試験会場や控え室に持ち込めないものとして,

・電子機器(スマートフォン・携帯など)

・時計

・教科書類

などがあります.こちらも,大学の指示を必ず確認し,違反してしまわないようにしましょう.

時計が持ち込み禁止なことに戸惑う方がいるかもしれませんが,試験時間中はパソコン上で残り時間が確認できます.

試験中の注意点・ポイント

試験中の注意点・ポイントをまとめました.ぜひ参考にしてください!

・パソコンの画面端に問題番号の一覧が表示されていて,既に解いた問題には色がつくので解き忘れがないように確認できる.

・問題にチェックを付ける機能もあるので,見直したい問題にはチェックを付けよう(それも問題一覧表に反映される).

4連問は解答して次の問題に進むと,前問の正答に基づく問題文の続きが追加されるため,前の問題に戻ることはできない

最後に

当日までにやっておきたい直前対策として,「最低でも1回は模試で本番と同じスケジュールで解いてみる」ことがあります.

実際に体験してみることで,本番に集中力が切れたり,ケアレスミスをしたりしてしまうことを防ぐことにもつながります.

メディックメディア医学共用試験CBT模試」は,

・本番に近い難易度のオリジナル問題を出題

・全問題に詳細な解説を掲載

・PC・スマートフォン・タブレットで受験できる

・受験完了の翌日に結果がわかる

・間違えた問題をWEBで解きなおせる

といった特長がある模試になります.

ぜひ受験してください!

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