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 [6年生向け]【国試体験記】『レビューブック公衆衛生』で効率良く得点を伸ばす方法

皆さんこんにちは,編集部です!

ご存知の通り公衆衛生は,医師国家試験で出題数が最多の科目ということで,プレッシャーを感じている方が多いのではないでしょうか.

しかし,きちんと勉強すれば他の分野よりも簡単に得点を伸ばすことのできる,美味しい科目ともいえます.

この記事では,『レビューブック公衆衛生』を活用して,効率良く国試に合格した先輩の体験談をご紹介します.国試だけでなく,マッチングや卒試に向けた勉強スケジュールも必見です!


『レビューブック公衆衛生』と歩んだ国試対策

昭和医科大学  Y.Mさん


今回はCBT,国試ともに『レビューブック公衆衛生』をフル活用してきた私の勉強スケジュール,勉強法についてお伝えしたいと思います.

●『レビューブック公衆衛生』を購入したきっかけ

元々講義動画も使用していましたが,4年生の時に購入したものだったので情報が古い箇所がありました(感染症法や予防接種,健康日本21など).そこで最新の情報がまとまっている資料がほしいと思い,CBT対策でも使用した『レビューブック公衆衛生』を再購入しました.

●私の勉強スケジュール

6年生の春時点ではメジャー科が一番苦手だったので,かなり時間をかけて対策しました.

そのため,公衆衛生にがっつり時間をかけたのは講義動画の視聴と直前期(1/6~1/15)の10日間です.あとは模試などで公衆衛生の問題に触れ,気になることがあれば『レビューブック公衆衛生』でさっと調べる程度でした.

【夏~国試本番までの具体的なスケジュール】

▶7月下旬~8月中旬:マッチング対策

QBで,公衆衛生を含む国試最新5年分の問題を暗記するくらい周回.

私の第一志望の病院は,試験に公衆衛生は出ないと言われていたものの,実際は数問出題があり,最新5年分の公衆衛生の問題をマスターしていて良かったと思いました

*マッチング終了~9月上旬:旅行やバイト,友達と遊ぶ時期と割り切って思い切り楽しむ.

▶9月中旬~10月上旬:1回目の卒業試験対策

QBで国試最新7年分の問題を暗記するくらい周回すると同時に,公衆衛生の講義動画を初めて視聴.

*10月中旬:旅行に行ったりバイトをしたり.

▶10月下旬~11月上旬:2回目の卒業試験対策

国試最新10年分の問題を暗記するくらい解きまくる.

10月中旬に『レビューブック公衆衛生』の最新版が発売されたので購入.卒業試験対策でも,QBと合わせて使用しました.頻出項目や自分の苦手分野など,すぐに見返したいページに付箋をつけていました.付箋のページをランダムに開けば自分の苦手なところや頻出項目につながり,国試当日も重宝しました

レビューブック公衆衛生 付箋でマーク
▲実際のレビューブック公衆衛生

*11月中旬~12月上旬:国試前最後の自由時間.遊びはもちろん,卒業旅行費用のためにバイトも.

▶12月中旬~直前期(1/6~1/15)

ここから直前講座を視聴.1/6からは10日間集中で公衆衛生の講義動画のレジュメを復習して『レビューブック公衆衛生』に追記.

国試までレジュメを見る必要がないくらい,内容を『レビューブック公衆衛生』に集約しました

レビューブック公衆衛生 書き込み
レビューブック公衆衛生 メモ
▲覚えたいことを余白や付箋にメモ.自分専用のまとめに

覚え方や追加情報をメモしたり,講義動画での重要ポイントや模試で問われたところ,問題演習で間違えたところにマーカーしたりしていました.講義動画のレジュメのほうが記憶しやすいと思ったところは,レジュメをコピーして貼り付けたりもしていました.

▶1/16~2/7(国試前日)

1/16~1/27は回数別(116,117)の復習,MM直前模試の受験・復習.

1/28~2/7(国試前日)は回数別(118)の復習・MM直前模試の解き直し.

間違えた問題や,解説を読んで得た新しい知識を『レビューブック公衆衛生』に適宜追加していきました.

▶2/8,9(国試当日)

『レビューブック公衆衛生』を持参して,C・Fブロックの前に確認.

●国試当日の『レビューブック公衆衛生』との思い出

ブロックFの前に友人と感染症について確認していたときのことです.

「うわ,なんか出席停止のやつそろそろ日付とか具体的なやつ来そうじゃない?」とふと思い,『レビューブック公衆衛生』を開きました.「発症日が0日だよね!」と友人と確認して最後のブロックに臨んだら,実際に出題されて鳥肌が立ちました.

ぱっと確認したいことが出てきたとき,これ一冊で欲しい情報がすぐに見つかる優れものです!

●まとめ

私は普段の勉強はiPadがメインで,調べものもmediLinkのアプリで済ませることが多かったです.それでも大切な試験の前は量として目に見える,紙媒体が恋しくなってきます.『レビューブック公衆衛生』には,この本さえやればいいという目に見えるボリューム感,手のひらサイズのお守り感,最新の情報が載っている安心感があり,実際に国試本番を終えてこの体験記を書いていても,本当に便利な一冊だったなと思います.

公衆衛生は国試での出題数がダントツで多い分野です.かといって公衆衛生対策にあまり時間をかけたくないだけど点数は稼ぎたい『レビューブック公衆衛生』はそんな人におすすめの1冊です!

この体験記が皆さんが自分なりの公衆衛生対策を見つけるための一助となっていれば幸いです.最後までご覧いただきありがとうございました!


いかがでしたか?『レビューブック公衆衛生』を活用して効率的に得点を伸ばしていたようですね.国試だけでなく,マッチングでも出題されたということで早めの対策に活用するのも吉のようです.

本記事で先輩が使っていたレビューブックは,最新の情報が掲載されているうえ,要点だけが凝縮されており試験の数分前まで知識を確認することができます!

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