国試

[4~6年生向け]【体験記】効率的に演習が進む!「分野別」と「回数別」の使い方

みなさんこんにちは,編集部Iです.学年が変わり,ちょっとだけ国試を意識し始める頃.とはいえ国試まで時間があるし,本腰を入れるのはまだ先でいいかな…と思っているみなさん!QB,今から演習しておけば効率的に対策ができますよ〜!

では,どうやって進めるか?

今回は,実習に合わせてコツコツとQB演習を進めた先輩の体験記をご紹介.「分野別」と「回数別」の使い分け方や,「今思えばこうすればよかった…」を教えてくれました.


国試対策の要!QBは「時期」で使い方を変えよう

東京慈恵会医科大学 T.M.さん


QB(クエスチョン・バンク)には「分野別」と「回数別」がありますが,みなさんどのように使い分けていますか?

なんとなく「分野別で知識を固めてから,回数別に進むのかな」と,ぼんやりイメージしている人が多いのではないでしょうか.

かくいう私も,実習中はただ漫然と分野別を解いて満足していました.しかし,直前期になって「もっと目的意識を持って解いておけばよかった…!」と後悔することに.

今回は,私のQB演習歴と反省を交えつつ,時期ごとに変えるべきQBの効率的な取り組み方をお話しします.

そもそも「分野別」と「回数別」の強みって?

効率よくQBでの演習を進めるには,それぞれの特性を理解して使い分けることが不可欠です.

分野別:科目特有の考え方や細かい知識の確認に

同じ科目を一気に解くので,その科に特有の考え方や細かい知識が身につきます.

実習中から,回っている科に合わせて取り組むのがおすすめです!

ただし,「解きっぱなし」はNG

直前期にイチからやり直す羽目にならないよう,実習中から「△」マークなどを活用して,復習すべき問題を選別しておきましょう.

理想は11月までに全問題の選別が終わっていることですが,難しければ「1周目問題」だけでも優先して取り組むとよいです.

回数別:直前期の総仕上げに!

国試本番の感覚や,最近の出題トレンド(頻出事項)を肌で感じられるのが特徴です.

回数別での演習は,本番で自分の知識が通用するかどうかのバロメーターになります.

できれば6年生の12月までに「直近5年分」を通しで解き,知識の漏れを洗い出しておきたいところです.


私のリアルなQB体験記

私がQBを解き始めたのは,臨床実習が始まった4年生の9月頃です.

この時期から始めたのは,「実習中の科に合わせてQBを解けば,体験と知識が繋がるし,国試・卒試対策も早めにできて一石二鳥!」と考えたからで,

私の大学ではかなり早いスタートでした.

しかし,私の学習は途中で大きくやり方を変えることになりました.

失敗談も交えて,やり方を変える前と後についてお話ししたいと思います.

▲QB演習の全体像

① 実習科に合わせた分野別演習(4年生の9月〜6年生の10月頃)

「実習中からQBを解いていれば,国試も余裕だろう」と考え,実習で回っている科に合わせて分野別を解いていました.実際,周辺知識を確認しながら実習に臨むことで,“知識”と“実習での経験”を効率よく結びつけることができたと思います.

ただ,6年夏の模試や卒試を経て,自分の知識が穴だらけだったことに気づきました.

理由はシンプル.

偶然解けた問題も「○」マークとし,復習を疎かにしていたからです.

国試で必要な知識の網羅性が足りていなかったことから,

まずQ-Assistの総まとめ講座と暗記アプリ(Anki)を使って基礎知識の徹底を開始.

総まとめ講座を見る→抜け落ちていた知識をAnkiのカードにまとめる→それを毎朝復習する,という方法をしばらく継続してみました.

これが自分にバッチリ合い,QBでの演習も「復習重視」へとシフトすることに決めました.

②回数別を解く&ひたすら復習!(6年11月以降~国試直前)

いよいよ本格的な国試対策.この時期のQBの目標は以下のように絞りました.

  1. 12月までに,回数別の直近5年分を完璧にする
    ※直近5年分の問題はほぼすべて1周目問題に含まれています.
  2. 1周目問題のうち,直近5年分以外も完璧にする
  3. 上記以外で「×」のままの問題を解けるようにする

時間的制約から,1周目問題以外で「偶然解けた問題」の復習は諦めました.

▲完璧にする範囲をどんどん広げていった

ここで解けなかった問題はもちろんのこと,少しでも迷った問題・選択肢の知識があやふやな問題には「△」をつけ,必要な知識をAnkiに入れつつ演習&復習を進めていきました.

結果,ほとんどすべての1周目問題を「○」にすることができました.


最初から「復習」を意識しておくべきだった

ここまで読んでいただいた方には伝わったかと思いますが,

私の最大の失敗は「実習中に解いた問題の復習を疎かにしていたこと」です.

復習への意識が不十分だったために,同じ問題を解き直し,学習が非効率になってしまいました.

結果的に時間が足りず,1周目問題以外の問題に,十分な復習の時間が割けませんでした.

今思えば

「最初に分野別を解くときから,復習すべき問題を選ぶという観点で演習すれば良かった」

と後悔しています.

みなさんはぜひ,QBの「△」マークなどをうまく活用して,私と同じ轍を踏まないようにしてください.

後輩へのメッセージ

国試までまだ時間があるうちはピンとこないかもしれませんが,

QBの分野別を解くときは,直前期の復習のことまで十分に考えて演習すると,その後の学習効率が劇的に変わります.

QBの「分野別」+「回数別」を使いこなして完璧にし,ぜひ合格を勝ち取ってください!

応援しています!


「分野別」と「回数別」の使い分けと演習時期,参考になりましたか?

段階的に進めることで,効率よく演習を進めることができます.

実習科と合わせてQBを解いた,という声はよく耳にしますが,先輩のように「◎○△×」マークも活用すれば,いつの間にか「自分が復習すべき問題」「重点的に対策すべき分野」が浮き彫りに!

国試が近づいてから「どこから手を付ければ…」と迷う心配もありません.

お手軽なのに後からかなり効いてくるのでオススメです!

すぐに取り入れられるので,QBがこれからの人も,始めてる!という人も,ぜひ試してみてくださいね.

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