QBオンライン内科専門医試験
こんにちは.メディックメディア編集部です.
今回は,総合内科専門医試験の対策決定版をお届けします.
試験日まであと約1ヵ月.日々の業務をこなしながら,試験の情報収集や勉強を両立することは,決して簡単なことではないと思います.特に,勤務時間が読みにくい医療現場で働きながら,プライベートでも育児や介護など自分の時間を確保しづらい世代の先生方にとっては,なおさらだと思います.
そこで,本記事では,第53回総合内科専門医試験に見事合格された先生方のインタビューを凝縮してお届けします.
限られた時間の中で,いかに効率よく合格ラインへ到達するか.
「とにかく試験まで時間がない」と焦りや不安を感じている先生にこそ,是非参考にしていただければと思います.
総合内科専門医試験の出題範囲は非常に広く,日々の診療に関わる基本的な内科の知識から救急や感染症といったややマイナーな分野まで幅広く問われます.合否には総合得点に加え,分野別の得点も勘案されるためバランスよく学習する必要があります.
問題は選択問題で200題.一般問題が50題,臨床問題が150題出題されます.日本内科学会から発表された2025年度合格者の平均得点率より,75%程度が合格できる目安となるでしょう.
難易度について,合格者の割合は年度によって大きく変わりますが,昨年は93%の方が合格されています.ここ2~3年は合格率はおおよそ9割ほどありますが,それ以前は6~7割とかなりの難関試験でしたので,油断は禁物です.
インタビューにおいて,合格された先生方が口を揃えておっしゃっていた3つの学習のポイントをご紹介いたします.
総合内科専門医試験では,「内科医として知っておくべき基礎知識」が問われます.そのため,特定の分野に偏らない網羅的な学習が必要となります.特に,卒後年数が経っている場合,ご専門外の知識は忘れてしまっていたり,ガイドラインの改訂などで更新されているケースも少なくありません.まずは基礎からしっかりと確認することが大切です.
合格された先生方が強調されていたのは,「あれこれ手を広げず,選んだ教材において演習を繰り返すこと」です.使用する教材を絞り込むことで学習計画が立てやすくなり,知識の定着度も格段に高まります.
多くの先生に共通していたキーワードは「スキマ時間の活用」でした.通勤電車の中,診療のちょっとした合間,子どもの習い事の待ち時間など,スマホだけで学習できる教材は,スキマ時間を有効活用できます.
実際に役立ったおすすめの教材とその活用法を詳しくご紹介します.
2026年3月に出版された,日本内科学会の刊行している公式の過去問題集です.第1集,第2集もあります.総合内科専門医試験の実際に出題された問題は,この問題集でしか見られません.
毎年内科学会が企画している専門医資格の単位取得のための問題です.こちらも近年のトレンドをおさえるために解いておくことをおすすめします.今年度の申し込みは8月31日までなので,間に合わなかった方は過去問にあたる「生涯教育のためのセルフトレーニング問題と解説」がございます.
合格された多くの先生が問題演習だけでなく,基礎固めとして動画の教材を利用していました.多くの方が使っていたのは,スマホで受講できる以下の動画サービスです.動画視聴→問題演習を行うことで,効率的な知識の定着につながったとのことです.
Q-Assist内科専門医試験は,基本的な知識を講義形式でコンパクトに学習することができる動画教材です.1動画あたり5~10分と非常にまとまっているため,日々のスキマ時間で学習可能です.

先生の声
- 講義内容を丁寧にまとめたPDFのテキストがついていて嬉しいです.
- YouTube感覚で気軽に視聴できました.
著名な先生方のさまざまな講義を受講でき,臨床でも役に立つ知識を得られる動画教材です.なお,講義時間は1動画につき20~30分とQ-Assistに比べやや長めとなっており,じっくりと学びたい先生に特に向いているようです.
先生の声
- ベースの知識から最新のトピックまで把握することができました.
約890問を収録した網羅性の高いオンライン問題集です.スマホで簡単に問題演習を行うことができます.さらには,イヤーノートへのリンクがあるため,関連知識の確認もその場で可能です.また,充実した検索機能や達成度の表示など進捗管理もでき,忙しい先生にお薦めのコンテンツです.
「クエスチョン・バンク内科専門医試験 2025-2027」の詳細はこちら

先生の声
- 内科医専門医試験だけでなく,総合内科専門医試験対策にも十分に使用できます.
- 検索機能がとても優秀.また,そのまま電子版イヤーノートの解説にとぶことができ,効率的に学習ができます.
スキマ時間に多くの先生が活用していたのは,「イヤーノート」の購入特典として無料で手にできる「内科系専門医試験QuickCheck」です.クエスチョン・バンク内科専門医試験で取り上げている疾患のポイントを凝縮したコンテンツです.1問1答形式のため,どんなに短いスキマ時間でも勉強時間に変えることができます.

先生の声
- 間違えた問題に印をつけることができ復習がしやすかったです.
- 毎日の通勤時間が勉強時間に変わりました!
疑問に思ったことをすぐ調べて,周辺知識も確認できる信頼の一冊.最新のガイドラインに準拠し,かつQuickCheckも付いてきます.紙と電子版の両方があり,ご自身の勉強スタイルに合わせることができます.なお,内科系専門医試験QuickCheckはどちらを購入されてもご利用可能です.

合格された先生方の実際の勉強スケジュールをお伝えします.以下に,5名の先生方のそれぞれのスケジュールをまとめた表を作成しました.
| 先生① | 先生② | 先生③ | 先生④ | 先生⑤ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 1年前 | 過去問から傾向の分析 | ||||
| 半年前 | QBオンライン セルフトレーニング問題 Q-Assist 開始 |
クイックチェック 開始 | 情報収集 セルフトレーニング問題・QBオンライン |
||
| 3ヵ月前 | クイックチェック一周目が終了 QBオンライン 開始 |
QBオンライン一周目が終了 | 医学生向けQ-Assist の視聴を開始
並行してQBなどの問題演習 |
||
| 直前期 (1ヵ月前) |
Q-Assistで知識の総点検 | セルフトレーニング問題 CareNeTV 模擬試験
など |
国試時代からの「マイノート」
クイックチェック ビデオ講座 |
セルフトレーニング問題や過去問の演習 | |
| 勉強時間 | 直前期: 平日1時間 休日2〜3時間 |
9月まで: 平均30〜1時間
直前期: |
退勤後の18~21時+通勤時間1時間
合計4時間程度 |
直前期まで1日1時間程度
直前期: |
1日4~5時間 |
| 備考 | 学習のベースは半年前から開始したQB・セルフトレーニング問題.必要に応じてイヤーノートを参照.
Q-assistは半年前と1ヵ月前で二回に分けて全編視聴. |
QBオンラインは全範囲を一周したのち、苦手分野のみ二周目も目を通したそう
直前期は家事代行サービス等も利用し勉強時間を捻出 |
本格的な勉強の開始は試験1ヵ月前から.
クイックチェックは通勤時間に一日100問ほど解いた |
問題演習の補完として講義動画も視聴.
セルフトレーニング問題・過去問はイヤーノートを参照しながら学習.間違えた問題は単語帳アプリに登録しスキマ時間に復習 |
インプット主軸の学習
内科医専門用のものではなく,医学生向けのQ-Assistを使用し,基礎からの学び直しを行った. |
インプットやアウトプットをバランスよく組合せる重要性が見てとれます.限られた時間の中でも自分にあった教材やコンテンツを活用し,最大限の効果を出すための学習スタイルを確立することができているように感じました.
以上,総合内科専門医試験対策 決定版をお届けしました.みなさまの学習に少しでもお役に立てたら幸いです.