医師国家試験までの勉強スケジュール

目次

医師国試に向けて,勉強はいつから?何を?どうやって?

新年度に入り,いよいよ始まる医師国家試験までのカウントダウン!
国試までの限られた時間の中で,やりきりたいことは沢山あり,困っている方も多いのではないでしょうか.

勉強は計画的に進めていきたいもの.
とはいえ,無理のない(そして後悔のない)スケジュールをあらかじめ組むことは,なかなか簡単なことではないですよね.

●どの時期に何の科目に着手すれば効率よく対策が出来る?
●各工程に割ける時間はどれくらい残っている?
●各時期におすすめの教材・講座は何?

きっとこのような様々な疑問が湧いてくると思います.

そこで本記事では,
4年生から6年生にかけての勉強スケジュールの例を

・【しっかりさん】6年生以前からのコツコツ型

・【かけこみちゃん】6年生夏からの短期集中型

に分けてご紹介したいと思います.

今回の記事でご紹介するコンテンツは主に以下の3つです!

●内科・外科を網羅した参考書『イヤーノート』(以下,『YN』):詳細はこちら

●問題演習のための「クエスチョン・バンク」(以下,「QB」):詳細はこちら

●講義動画コンテンツ mediLink動画「Q-Assist」:詳細はこちら


・【しっかりさん】6年生以前からのコツコツ型

4年生のスケジュール

医師国試 勉強スケジュール
※クリックで拡大できます

CBT前は,「Q-Assist CBT基礎医学」「Q-Assist 内科外科」(時間がない人はCBTのポイントに絞った「Q-Assist CBT臨床医学」)などを視聴し,「QB共用試験CBT」で演習,『病気がみえる』を参照しつつ学習を進めます.

この方法でまずはCBTを突破しましょう.

CBTを乗り越え一息ついたら,「Q-Assist 内科外科」などを視聴しながら,「QB国試」の1周目問題を中心に演習開始.わからないことは『イヤーノート』を参照してインプットを進めます.

5年生のスケジュール

医師国試 勉強スケジュール
※クリックで拡大できます

5年生の間は実習でまわる科にあわせて計画的に「Q-Assist内科外科」「小児,産婦,マイナー」を視聴しつつ,「QB国試」を進めます.

「QB国試」については,翌年のマッチング試験を見据え,できるだけ5年生のうちに臨床科目の1周目問題だけでもいいので終わらせておきましょう.

6年生のスケジュール

医師国試 勉強スケジュール
※クリックで拡大できます

4月~7月

夏の国試模試を目標に,マイナー範囲もふくめ「Q-Assist」1周を終えておくと安心です.

可能であれば「Q-Assist 公衆衛生」「必修」の視聴に合わせて,「QB国試」公衆衛生・必修にチャレンジ! 

「QB国試」の2周目を開始できるとgood.

できれば「メディックメディア模試(第1回)」の前に最新国試も演習しておきましょう.

第118回 医師国家試験問題解説

8月~11月

卒試も視野にいれて勉強を進めます.12月の「メディックメディア模試(第2回)」を目安に,11月中に「QB国試」2周目を終わらせましょう.

講義を見る時間がある方は,「Q-Assistプラス」セットに含まれるDr.清澤の「総まとめ講座」でこれまでQ-Assistで学んだ知識を最速総整理していきましょう.

12月

1月の「メディックメディア模試(第3回)」を目標に,科目別ではなく回数別に最新3回分の過去問を演習して本番に備えていきましょう.

年内に「QB国試」の総復習(3周目)必修・公衆衛生対策などを済ませておきたいところ.講義を見る時間がある方は,「Q-Assistプラス」セットに含まれるDr.盛永の「CCC講座」で狙われやすい/差がつくところを抑え,「必修予想・禁忌」で必修対策を万全に.

1月

足りていない「QB国試」の総復習や,回数別の演習(最低3回)を行いましょう.講義を見る時間がある方は,「Q-Assistプラス」セットに含まれるDr.盛永の「直前Assist」で最後の穴をなくしていきましょう.「直前Assist」のプリントは国試本番の会場で各ブロックの前に見直すのにうってつけの教材として好評です.

2月

徹底的に「QBオンラインで△と✕をなくすように復習.ノートを見直して知識の総確認を行いましょう.


【かけこみちゃん】6年生夏からの短期集中型

医師国試 勉強スケジュール
※クリックで拡大できます

4月~7月

短期集中型で突破できるなら,夏までは国試対策以外のやりたいことを頑張るのもアリです.

実習と部活で手がいっぱい.勉強は部活引退後に頑張ろう…!

8月~11月

本格的な国試対策に着手!

『QB』は1周目問題に絞って演習します.いち早く全体像をつかむことを優先しましょう.

苦手なところ・わからないところだけ「Q-Assist」を活用します.効率的に学習をすすめるのがおすすめです.

12月

やや焦る時期!

『QB』臨床科目の1周目問題をやりきったら,『QB』必修・公衆衛生対策を終わらせましょう.12月の模試までに全範囲をおさえられるようにします.

1月~2月

回数別を3年分解いて,本番の感覚を把握しましょう.

自信がない問題を完全になくせるように『QB』を徹底的に復習し,時間があれば1周目問題以外の問題も解きましょう.出題量の多い公衆衛生では特に手を抜かないように.
国試は直前期の演習量で決まります.1日12時間勉強する覚悟で挑みましょう.
どうしても覚えられないものを暗記アプリやカードを使って毎日繰り返しチェックしましょう.

講義を見る時間がある方は,「Q-Assistプラス」セットに含まれるDr.清澤の「総まとめ講座」でQ-Assistで扱った知識を最速総整理していきましょう.


大切なのは使用するコンテンツと時間配分!

しっかり型でも,かけこみ型でも,使用するコンテンツや時間配分を工夫すれば国試対策は可能です!

みなさんもこの記事を参考に,「QA」「QB」『YN』を上手く使った計画的な学習を進めていきましょう.

 関連する記事

まずはこれ!カテゴリー