国試

[6年生向け]国試体験記:国試当日エピソード・必修篇

 

こんにちは,編集部のK.A3号です.
来月の今頃は,いよいよ国試本番ですね.
今回は,国試当日の必修問題について,
先輩の体験記をお届けします.

体験記中に記載のアドバイスも合わせて,チェックしてみてくださいね!

 

◇◇◇

国試体験記:国試当日エピソード・必修篇
S大学 M.Tさん

◇◇◇

 

■1■ 会場の雰囲気に飲まれない!

国試当日,一番緊張するのが必修問題です.
試験直前は周囲にも緊張感が漂っていました.
私は雰囲気に飲み込まれないためにも,
直前まで必修の過去問を解くなどして頭を必修モードに切り替えていました.

 

 

■2■ 休憩時間にも点数は伸ばせる

必修直前の休憩時間は,必修のガイドラインに載っている疾患を
確認しておくことをおすすめします.
例えば110回国試においては,
「気管支喘息」か「過敏性肺炎」か悩む臨床問題がありましたが(110H24),
必修のガイドラインには「気管支喘息」が載っていたことを思い出し,自信を持って選択することができました.

 

★ワンポイントアドバイス★
このように,予め出題基準に目を通しておくことで,
出題予想が立てられたり,本番で安心できたりすることがあります.
112回から適用となる新項目については特に要注意です.
以下のリンク記事も要チェックです!

●ジュネーブ宣言

●産科医療補償制度

 

 

■3■ 一度マークしたものは変えない!

必修の試験は時間が十分に余ります.
じっくりと自分の解答を見直していると,
つい答えを変えたくなるのですが,
必修に関しては「マークミス以外,マークは変えない」が正解だと思います.
自分の直感が正しい可能性が高いです.
私の場合も,結果的に答えを変えなくてよかったなと思う必修問題が
2,3問ありました.
その代わり,マークミスがないか,時間の許す限り見直しました.

 

★ワンポイントアドバイス★
マークずれ,問題の読み間違え,などで失点するのは防ぎたいですね.「2つ選べ」の問題などで,1つしか選んでいない…などにも
気をつけましょう!

 

 

■4■ 国試終了当日の復習が次の日に活きる

110回では必修試験が3日間だったので,1,2日目が悪くても挽回するチャンスがありました.
3日目の必修問題は1,2日目と比較して問題数が多く,配点も高かったため,私は2日目までのおよその得点を確認し,
「どの程度の点数を落としてもいいか」を把握した上で試験に臨みました.

 

★ワンポイントアドバイス★
112回より国試日程が2日間に変更となります.
ご自身の性格や,当日の手応えにもよるかもしれませんが,
この学生さんのように,
1日目終了時に解答速報を用いて点数を把握したり,「どこで間違えたか」を復習しておくと,次の日に役立つこともあるかもしれません.

今なら,Dr.清澤,Dr.穂積作成の112回国試予想問題を解くついでに,解答速報画面がお試しできます!

 

 

■5■ 自分がしてきた勉強を信じよう!

私が受験した年は全体的に救急の知識が問われる問題が多かったのですが,
最後まで「レビューブック必修・禁忌」を読み返して確認を行ってよかったです.
緊張すると,あれこれと参考書に手を出したくなるのですが,
自分がそれまでしてきた勉強を信じて,
最後までやりつづけることが何よりも大切だと思います.

◇◇◇

(編集部K.A3号)

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