第116回医師国家試験問題解説
[5〜6年生向け]医師国家試験【体験記】
メディックメディア模試を活用!模試は国試対策のコンパス!
10月も今日で最後,肌寒くなってきましたね.
メディックメディア模試(以下,MM模試)冬模試が11月19日(土)より受験開始となります!
7月〜9月に夏模試も実施されましたが,みなさんご活用いただけましたか.
MM模試に関して「他の模試とはどう違うの?メリットはなに?」というような疑問を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか.
今回はMM模試を国試対策に活用した先輩の体験記をご紹介いたします.
これから模試を受ける5〜6年生の皆さんに「MM模試はこういうメリットがあるのか!」とMM模試をご活用いただくきっかけになればと思います.
ぜひご覧ください!
模試は国試対策のコンパス
M大学 A.Sさん
●模試を受けた理由
私は,「CBTまでに予備校動画を一周する」という勉強法を実践しており,比較的余裕を持って勉強を進めることができていました.
そのため,臨床実習開始後は予備校のテキストを復習しつつ,QBオンラインで演習をするという復習ベースの勉強をしていました.
ただ,このタイプの勉強法で勉強を進めると,国試過去問をなんとなく覚えてしまうようになり,
演習をしても,単に答えを覚えているのか,きっちり理解して問題を解けているのかわからなくなることがありました.
このような国試勉強のマンネリ化を解消するために,私はMM模試を活用しました.
●メディックメディア模試にした理由
正直,どの予備校の模試を受験するかは当時特にこだわりはなかったのですが,
MM模試は
・5年生の時に無料で受験することができたこと*
・その際に内容が良かったこともあり安心感があったこと
・学年LINEで夏と冬にセット受験すると割引があると告知してもらえたこと
・実際の国家試験の時間割にあわせた一斉受験ができること
などに魅力を感じ受験することにしました.
(*編集注:MM模試リリース当時のキャンペーンで,現在は成績データの品質向上のために6年生の方のみの受験を推奨しています.)
MM模試を実際に受験した感想としては,国家試験に準拠した標準的な内容であり,合格に必要な点数を把握する上では非常に質の高い模試だと感じました.
MM模試はここ数年で開始したばかりであり,受験者数が他社に比べてまだ少ないため,そのような観点から直前期に複数の模試を受けるのはよいかもしれません.
しかしながら,国試後に友人たちと議論した際には,MM模試が最も医師国家試験本番のレベルに近い内容であったという結論に至りました.
●模試前に気をつけたこと
模試を受験する目的として①国家試験本番のタイムスケジュール通りに練習する,②知識の抜けがないかを確認する,の2点があります.
【①について】
国試本番は学力だけでなくメンタル力も問われる試験だったなと,受験してみて思いました.普段なら解ける問題であっても,本番は緊張でいつも通りに頭が働かずに思いがけぬミスをしてしまうものです.
ですので,模試の段階でできるだけ本番と同じスケジュールで演習をして,場慣れしておくことは極めて重要だと思います.
模試だとつい見直しなどが適当になってしまいますが,本番を想定して,時間配分やどのタイミングで見直しをするのかなどを練習しておくとよいと思います.
【②について】
一度予備校のテキストを終えてしまえば,国試対策は忘却との闘いです.
臨床実習中は,実習先の診療科にあわせて復習をしていたため,どうしても復習のムラが出てしまいます.(例えば,循環器内科を回っている間は循環器の知識が維持されているが,半年後に産婦人科を回っている頃には循環器の知識がかなり抜け落ちてしまっている.)
そこで,模試の1~2週間前にテキストを総復習し,その後に模試を受けることで知識の抜けがないかを確認する機会として活用していました.
●模試受験日当日の感想
模試当日は,メディックメディアがオンラインで本番通りのタイムテーブルでの一斉受験を用意してくれたので,それに合わせて本番のスケジュールを想定して受験しました.
見直しのタイミングや休み時間の過ごし方を練習することができたので良かったです.
また,マークシートについてですが,実は国試本番の解答用紙はカンニングを防ぐために受験会場での席の列ごとに縦書きと横書きが異なっています.
MM模試の解答用紙は両方のパターンを用意しているので,このような点からも本番に向けた良い準備ができたと感じています.
●解き終わってからの復習
解き終わった当日は,採点後に間違えた問題だけさっと復習しました.
紙派とオンライン派は好みが分かれるところですが,メディックメディアは紙の解答冊子を事前に配布するため,紙派であってもすぐに解答を確認して復習できるのでありがたかったです.
翌日以降は,空いている時間にブロックごとの復習をしました.
その他に,解説書に国試の参考問題を書いている点もMM模試のよいところでした.
間違えた問題に関しては,参考問題までQBオンラインでさかのぼって復習するように心掛けました.
また,オンラインの模試サイトでは,QBオンラインと同じような演習形式で復習できるので,間違えた問題のみランダムで復習したい場合などにも使いやすく,ありがたかったです.
間違えた内容,忘れていた内容,あるいは新規のトピックとして覚えたい内容は,Ankiというアプリで「メディックメディア夏模試」のような単語帳を作り重点的に復習するようにしていました.
模試を解いていて知識の抜けを感じた科目に関しては,
該当科目のQBの1周目問題を解き直すなど対策するようにしていました.
国試の直前期にはオンラインでの演習機能を用いて間違えた問題のみ復習しました.
●模試の結果について
MM模試は,全国の学生および学内の学生の得点分布をそれぞれみることができます.
他社の模試を受けた際,自分の順位や学内平均点しかわからなかった経験があり,
自分や同じ大学の学生の学力レベルを判断できなかったため,この機能は非常にありがたかったです.
また解答に関しても,受験者がどの選択肢を選んだかのパーセンテージを全選択についてみることが可能です.(他社の模試では正答率しかわからない場合が多かったです)
これにより,正答率が低い問題を間違えた際に,自分の間違えた選択肢を他の多くの学生も選んでいた場合は,「みんなと同じ間違いをしているなら,あまり気にしなくてもいいかな」と安心感を得ることができました.
●全体の感想
繰り返しになりますが,MM模試は国試本番のレベルに最も近い模試であり,受験してよかったなと感じています.
特に,冬模試に関しては医師国家試験本番に近い難易度となっており,もしかするとかなり国試対策を練っている方々にとっては物足りなく感じるかもしれません.
国試直前は学力が高くなり,より難しい問題を解きたくなる気持ちもわかりますが,国試本番の練習をするという意味では,MM模試は最もおすすめできる模試です.
ただ,直前期には不安になると思うので,自分の余力にあわせて他社の模試も活用すると良いのかなと思います.
ぜひ模試を上手く活用して,国試本番に向けてより良い準備をしてください!
いかがでしたか.
MM模試,今年度は夏・冬・直前の3回実施いたします!(夏模試は販売終了しております.)
webでの解答提出の場合,最短2日で分析結果がわかり,
『QB』と同じ形式の解説書のため復習がスムーズ.
国試過去問の関連問題にも1クリックで移動可能です!
現在,第2-3回セット(冬・直前)のセットも販売開始しておりますので,ぜひご活用くださいね!
段々と冷え込む日が多くなってきましたので,体調に気をつけて頑張ってください.
応援しています!
(編集部M.N)