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国試

【出願~医籍登録】チェックリストつき!医師国家試験前後の手続きまとめ

 

●ざっくり言うと…

 

・費用は受験手数料15,300円,登録免許税60,000円


・国試数日前に受験票が届いて初めて会場がわかる


・合格発表までに医籍登録の準備をしておこう

 


 

 

 

 

第113回医師国家試験の出願期間は,平成30年11月1日(木)~11月30日(金).

出願にあたって用意するものと,スケジュールの全体像をまとめました.

 

国試手続きカレンダー

出願~医籍登録に必要なものチェックリスト

 

  • 出願書類&物品チェックリスト

  • □受験願書
  • □受験手数料(収入印紙)
  • □受験写真用台紙+写真
  • □返信用封筒
  • □卒業証明書
  • □印鑑
  • 医籍登録の必要書類チェックリスト

  • □医師免許申請書
  • □健康診断書
  • □登録済証明書用はがき
  • □戸籍抄(謄)本
  • □登記されていないことの証明書
  • □収入印紙60,000円分

 

出願書類&物品チェックリスト

 

受験願書

現役生は各大学で厚生労働省の書式を準備してもらえます.

既卒生は「医師国家試験運営本部事務所」に郵送で請求します.

 

医師国家試験運営本部事務所

〒130-0022

東京都墨田区江東橋2丁目2番3号 倉持ビルディング第2ビル6階

 

「医師国家試験運営臨時事務所」や厚生労働省の受付窓口で直接請求することもできます.

 

受験手数料(収入印紙)

郵便局で15,300円分の収入印紙を購入します.

収入印紙は受験願書に貼付.収入印紙は消印しないこと.

 

受験写真用台紙+写真

台紙に必要事項を記入します.

写真は6ヵ月以内に撮影されたもので,縦6cm×横4cmのものを使用.

裏に手書きで㋑の記号,撮影年月日,氏名を書き込み,受験写真用台紙に貼り付けます.

 

卒業証明書

現役生はまとめて大学の事務で用意してくれるので,気にしなくてよし.

既卒生はそれぞれ出身大学へ問い合わせて発行してもらいましょう.

その際,手数料+送料(郵送の場合)が必要となります.

 

返信用封筒

現役生など,大学を介して出願する場合は不要です.

個人で出願する人は「長3封筒(縦23.5cm×横12cm)」を用意し,表面に自分の郵便番号,宛先,宛名を記入します.

522円分の切手を貼り,書留表示をします.

 

印鑑

出願から受験後まで,重要な書類を書くことが多いので,常備しておきましょう.

「国試専用ハンコ」を用意する人もいるようです.

 

 

これらの書類が揃ったら,11月1日から30日までに出願しましょう.

現役生は,大学でまとめて出願してもらえることが多いです.

既卒生など,個人で申し込む人は「医師国家試験運営本部事務所」に郵送します.

各試験地を管轄する「医師国家試験運営臨時事務所」に直接持参してもOKです.

 

 

受験票が届いたら試験会場をチェック

 

現役生の場合,大学が受験票をまとめて取り寄せてくれます.

大学の指定した期日(おおよそ国試の数日前)に各自で受け取りに行きます.

個人で申し込んだ場合は,平成31年1月28日(月)までに返信用封筒の宛先に受験票が郵送されます.

 

受験票交付の際に配布される「受験者留意事項」で,受験会場,集合時刻,持参品,時間割,注意事項がわかります.

このときに初めて受験会場が確定するので,宿泊先の予約やアクセス方法の確認など,当日に向けて準備をしておきましょう.

(関連記事:国試_20_国試当日の持ち物やアドバイス)

 

 

医籍登録を忘れると給料がもらえない!?

 

怒涛の国試2日間が過ぎ去ると,すべてから解放された気持ちになることでしょう.

しかし,合格発表までの1ヵ月間,ぼーっと過ごしてしまうと大変なことになります.

 

国試に合格したら「医籍登録」をする必要があります.

 

医籍とは,医師免許を得た者の氏名・本籍などを登録する厚生労働省の帳簿のことです.

医籍登録を行うのは合格発表後ですが,合格発表は3月18日(月).

研修は4月1日から始まる病院が多いので,発表後にはほとんど時間がありません.

登録確認がされていないと医療行為を行えないため,研修先の病院では見学扱いとなり,給料が支払われないという事態になります.

 

そこで国試終了から合格発表までの約1ヵ月間に準備をしておき,合格発表当日に登録手続きをしてしまいましょう.

医籍登録に必要な書類は次のとおりです.書類によっては発行日の制限があるので,よく読んで間に合うようにしてくださいね.

 

 

医籍登録の必要書類チェックリスト

 

医師免許申請書

厚生労働省所定の申請書.受験前に大学から配られます.

 

健康診断書

所定の用紙で発行日から1ヵ月以内のもの.最寄りの医療機関で作成してもらいましょう.

 

登録済証明書用はがき

免許証が手元に届くまで2,3ヵ月かかります.それまでの仮の証明書となるはがきです.

研修先で提出を求められる場合があるので,確認しておきましょう.

62円切手を貼り,診断書の裏にクリップ止めして提出します.

 

戸籍抄(謄)本

発行日から6ヵ月以内のもの.本籍地の役所に申請します(手数料450円).

郵送で申請する場合は早くても3〜4日かかります.

本籍地が遠い場合は早めに手続きしておきましょう.

 

登記されていないことの証明書

「これって一体,何?」と思う方が多いでしょう.

これはあなた自身が成年被後見人,被保佐人として登記されていないことの証明書です.

医師の絶対的欠格事由を覚えていますか?

医師法「第2章 免許」第3条に「未成年者,成年被後見人又は被保佐人には,免許を与えない.」と定められています.

この書類はその事由に該当しないことの証明に必要になるわけです.

 

証明書は発行日から6ヵ月以内のもの.法務局に直接出向くか,もしくは郵送してもらいます.

年度替わりの時期は特に証明書発行の申し込みが多いので,郵送による手続きが推奨されます.

直接出向いた場合は当日,郵送では1週間〜10日程度で発行されます.

国試が終わったら早めに申請して入手しておきましょう.

 

収入印紙60,000円分

登録免許税として60,000円分の収入印紙が必要になります.

申請書の収入印紙欄に貼ります.収入印紙は絶対に消印しないでください.

なお,収入印紙に有効期限はありません.残念ながら国試再チャレンジとなった方は,1年間大切に保管しておきましょう.

 

 

合格おめでとう!まずは研修先に報告

 

合格発表は,平成31年3月18日(月)午後2時に,厚生労働省,各地の医師国家試験運営臨時事務所にて行われます.

 

また,厚生労働省のホームページでも発表があります(合格速報のURLは,受験者留意事項に記載されています).

合格を確認したら,まず4月から研修予定の病院に連絡をしましょう.

 

その次に医籍登録の手続きです.

60,000円の収入印紙を郵便局で購入し,書類がすべてそろったら,自分の住民票がある地区の保健所で申請の手続きをして完了です.

なお,発表の2〜3日後に成績表が郵送で届きます.熟読して反省するもよし,しないもよし.

 

5月頃になると申請手続きを行った保健所から連絡があり,そこで医師免許証を受け取ります.

免許が届くまでは,「登録済証明書はがき」が免許証の代わりになります.

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