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国試
2016/12/29
［5年生以下（＋6年生）向け］医師国試の新・出題基準（平成30年版）発表！
第24回（最終回）：まとめ
－－－2017年4月18日 編集部追記－－－
第112回医師国家試験（2018年2月実施予定）より，
問題数が「400問」，日数が「2日間」になることが，
厚生労働省より正式に発表されました．
減らされる100問は医学総論・各論に属する「一般問題」で，
必修問題・臨床実地問題の数は従来通りとされています．
［参考］医道審議会医師分科会の審議結果について（平成29年4月13日）｜厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000161096.html
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皆さんこんにちは，編集Aです．
今年の6月30日に厚生労働省から発表された
「平成30年版医師国家試験出題基準」について，しばらくの間連載でご紹介してきました．
この出題基準は，次々回の国試（今の5年生が受験する「112回」（2018年2月実施予定））から適用されるものですが，
次の「111回国試」（2017年2月実施）でも，今回のガイドライン改定の傾向が垣間見えることが予想されますので，
［5年生以下（＋6年生）向け］と題してお送りしてきましたが，いかがだったでしょうか．
今日は，これまでの記事のまとめと，その他の新ワードをいくつかご紹介します．
見落としたものがないか，確認してみてください．
■第1回：適用はいつから？
■第2回：何が変わったのか～問題数100問減の影響は？～
■新ワード紹介（1）非閉塞性腸管虚血症（NOMI）
■新ワード紹介（2）胃前庭部毛細血管拡張症（GAVE）
■新ワード紹介（3）腫瘍性低リン血症性骨軟化症（TIO）
■新ワード紹介（4）nephrogenic systemic fibrosis（NSF）
■老年医学にかかわる新ワード4つ
■新ワード紹介（5）サルコペニア
■新ワード紹介（6）運動器不安定症
■新ワード紹介（7）運動器症候群（ロコモティブシンドローム）
■新ワード紹介（8）フレイル
■新ワード紹介（9）家族性低尿酸血症
■新ワード紹介（10）タンデムマス・スクリーニング
■新ワード紹介（11）ジカウイルス感染症
■新ワード紹介（12）持続可能な開発のための2030アジェンダ（SDGs）
■新ワード紹介（13）アシネトバクター感染症
■新ワード紹介（14）ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ（UHC）
■新ワード紹介（15）難病の患者に対する医療等に関する法律（難病法）
■新ワード紹介（16）ジュネーブ宣言
■新ワード紹介（17）システマティックレビュー
■新ワード紹介（18）産科医療補償制度
■新ワード紹介（19）医療事故調査制度
■新ワード紹介（20）地域医療構想／地域包括ケアシステム
■新ワード紹介（22）ACTH非依存性両側副腎皮質大結節性過形成（AIMAH）
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この連載でピックアップしたもの以外にも，
今回の改定で追加された『新ワード』は他にもあります．
たとえば…
※『イヤーノート2017』または『レビューブックマイナー2017-2018』に記載があるものは，
〔カッコ〕でページを示します．
疾患・病態
・好酸球性食道炎〔A-33〕
・好酸球性中耳炎〔S-54〕
・好酸球性副鼻腔炎〔S-65〕
・家族性地中海熱（自己炎症性疾患）〔F-20〕
・高IgM 症候群〔F-23〕
・重症先天性好中球減少症〔F-21〕
・皮膚白血球破砕性血管炎
・ACTH 非依存性大結節性副腎皮質過形成（AIMAH）〔D-66〕
・進行性多巣性白質脳症〔J-157〕
・遅発性内リンパ水腫
・Warthin 腫瘍〔S-80〕
・眼の先天異常（無眼球〔R-113〕，ぶどう膜欠損〔R-74〕，白子症〔R-38〕，Peters 異常〔R-114〕）
・手腕振動障害
・色素性痒疹〔V-26〕
・被包化膵臓壊死（WON）〔B-89〕
その他概念
・トキシドローム，トキシックショック症候群（TSS）〔H-41〕
・ポリファーマシー
・ロービジョンケア
・ダメージコントロール
・quality of death（QOD）
・デスカンファレンス
・antimicrobial stewardship（AMS），antimicrobial resistance（AMR）
・抗血小板薬による粘膜傷害
・B型肝炎ウイルスの再活性化 〔B-31〕
・（外傷の合併症としての）静脈血栓塞栓症
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それでは，続きはまた来年度に！
毎回お読みくださった皆様，ありがとうございました．
（編集部A）
